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狩人のための「回避性能」講座

2013/01/07

※会話はアクア→ハンマーの順で進んでいきます


――アクア&ハンマーの自室 inポッケ


「ハンマーさんハンマーさん」

「ん? どうしたのアクア? あー、もしや私と同じで炬燵から出れなくなったな!」

「ちがっ……いや確かにそうなんですけど……。ほら、世間じゃ新年じゃないですか、挨拶とかしたほうが良いんじゃないかなと」

「今言うのもだいーぶ遅いと思うけどね……。ま、確かにそうだね。はい、あけおめ」

「軽っ! もっとこう今年も宜しく……とか無いんですか!?」

「えーそういう形式ばったのってユクモしかやんないんじゃないのぉ?」

「ちょっとそんな面倒臭そう顔しないでくださいよ! ていうか今軽くユクモのこと馬鹿にしてましたよね?」

「あ、そういえばユクモだよユクモ」

「またこの人はすぐに話を……ユクモがどうかしたんですか?」

「そろそろ行かなきゃなんないじゃん。ほら、あれあれ」

「……そうだ! 皆と餅つき大会やるって言ってましたね。何時でしたっけ?」

「えっと確か明日」

「明日ぁ!? ちょっとそれ間に合うんですかっ!?」

「普通じゃまず無理でしょ」

「ですよね! 大陸違いますもん! えー……皆と餅つきしたかったなぁ……私も悪いけど……」

「ふふふっ……アクア。私は『普通』ならって言ったんだよ?」

「……と言いますと?」

「借りておきました『古龍観測用気球』!!」

「そんなものどうやって借りたんですか!?」

「ふふん、ちょいと『権力』という奴を……ね」

「そんなのあったんですか!!?」

「なんで気球よりも驚いてるの!? ………まぁ私のじゃないけど」

「? 今何か言いました?」

「いや別に」



――かくして二人は急遽空の旅を楽しむこととなった。


「たっか―――――い!」

「凄いでしょう凄いでしょう! ほら初日の出!」

「ハンマーさん、もう元旦じゃないし昼ですよ」

「……しっかし見事に海だね」

「そうですねぇ。方角確認する以外はすることもないですし……あ、ラギアクルス」

「ホントだ。あ、あそこにガノトトス。じゃあ何か話でもして時間潰そっか?」

「それがいいですね。そういえば私、ハンマーさんに聞きたいことあったんですよ。あ、ナバルデウス」

「おぁーでっか。……で聞きたいことって?」

「ハンマーさんて、基本的にどの装備にも回避性能つけてるじゃないですか。あれってそんなに便利なんですか?」

「ん、回避性能は使い方によっちゃかなり幅が効くスキルなんだよ?」

「確かに尻尾は避けやすくなる気がしますけど……他に何か使いますか?」

「アクア、まずは回避性能が『攻撃を回避する防御スキルである』という認識を外そうか。回避性能は『攻撃スキル』だっ!」

「……攻撃スキル?」

「回避性能で回避出来るのは尻尾や爪だけじゃない。火球や咆哮、震動といったありとあらゆる動作を避けることが出来る。普段なら間合いを取ったりガードを強いられる攻撃の最中でも気にせずに突っ込むことが出来るんだよ。それだけ手数が増えることに繋がるのさ」

「な、なるほど」

「そしてそれらを回避出来るってことは耳栓や耐震なんてスキルを付ける必要が無くなる……つまりその分を他の攻撃スキルにまわすことが可能になる!」

「おぉ……!」

「たった一つのスキルが様々なスキルの代わりになる……私やアクアみたいにガードが出来ない武器を使うハンターにとってはそれがどんなに有効かは言うまでもないよね? 更に言えば、ランスやスラッシュアックスみたいに回避動作が短い武器ならそれがそのまま隙の無い立ち回りに繋がっちゃうのさ!」

「す……凄い」

「更に更に! 回避を極めれば防御なんて不要! ガチガチに装備を固めなくたっていいのさ。つまりその分を好きな格好……お洒落に回すことが出来る素敵な特典が待っている!」

「そんな素敵な特典が回避性能を付けるだけで……っ!?」

「その通り! そんな夢の性能が詰まった回避性能をすぐに発動できちゃう光避珠がこちらです!」

「わぁ、綺麗な珠……でもお高いんでしょう?」

「そんなことはございません! この光避珠、普段なら500zのところ、今ならなんとたったの100z!!」

「えぇっ!? そんなに安くなるんですか!?」

「それだけじゃありません! 今回限定で、こちらをお買い求めた方には何と光避珠をもう一つプレゼント!」

「えぇぇぇ!?」

「更に更に! こちらの回避珠も一つお付けします! これらを全部付けるだけで何と回避性能が+1もついてしまうんです!」

「ぷ……+1も!? 凄い……凄すぎます!」

「さぁ! 今から100名限定で販売開始です! おやおや、もう受注の手紙が沢山!」

「わ、私にもください!」

「はい、ありがとうございま……あぁ! これが最後のセットだったのですが、もう一人の方が一足早く受注にされてしまいました」

「そ……そんな!」

「おや……先程のスカルフェイスの方が貴女がどうしても欲しいなら300zでお譲りするとおっしゃっています……がどうしますか? 300zでも十分にお得だとは思いますが」

「か、買います!」

「毎度ありがとうございます!」

「わ、私ユクモに着いたらすぐに回避性能つけますね!」

「そうですか。なら貴女も今日から回避ハンターですね! さぁ、レッツ?」

「狩猟生活!!」

――こうして私、アクアは回避ハンターとしての道を踏み出しました。毎日が薔薇色の(血液的な意味で)狩猟生活で、とても満足しています!





「………これってどう考えても最後のは詐欺じゃないですか」

「バレた? しっかしアクアのノリが思ったより良かったつい……、でもおかげで大分時間が潰れたねぇ。あ、ナバルデウス」

「まったく、いきなり何が始まったのかと思いましたよ……まぁ楽しかったし勉強にもなりましたからですけど。あ、あそこにもいますね」

「うわ沢山いるねー。確かあの辺モガの村じゃない? 大丈夫かね?」

「上手い具合に村の下に海底遺跡なんかがあって、そこに突進なんてして地震とか起こさない限り大丈夫でしょう。あ、ハンマーさん! ユクモの煙が見えていましたよ!」

「ホントだ! さぁ、皆待ってるだろうし、杵(きね)を思う存分振るうぞー!」

「それもハンマーの部類に入るんですね……」

「私がめっちゃ叩くから、アクアはお餅を混ぜてねー」

「それとっても危ないんじゃないですか……?」

「ふふ……そこで使うんじゃないのさ」

「何を………あ」



「「回避性能!」」













「ってそんな上手くまとまってませんから!!」








                                           PS:ユクモでの餅つきはまた別のお話……
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Author:楽太郎
モンハン好きの誰しもが自分の『世界』を持っているはず。この話はそんな世界の一部分です。
楽しんで読んでもらえたら幸いですね
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